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 白衣(びゃくえ)に金剛杖、すげ笠姿。春は四国八十八カ所霊場を巡る「お遍路」に絶好だ。新型コロナウイルスの影響で参拝する人は例年より少ないが、人混みに注意しながら歩けば、やはり楽しい。歩いて1200キロ、車で1400キロとされる「同行(どうぎょう)二人(ににん)(弘法大師空海と常に2人連れという意味)」の旅には、なぞも多い。(江湖良二)

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 霊場は「札所」とも呼ばれ、八十八カ所には1~88番まで番号が当てられている。1番札所は霊山寺(りょうぜんじ)(徳島県鳴門市)。でも、遍路に出立する寺として、よりふさわしいのではと常々感じているのが、75番札所の善通寺(善通寺市)だ。

 空海の生誕地に立つ真言宗善通寺派の総本山で、高野山金剛峯寺(和歌山県)や東寺(京都市)とともに、大師ゆかりの3大霊場の一つに数えられる。4万5千平方メートルの敷地に金堂(本堂)や御影堂(大師堂)、五重塔があり、大師信仰の中心地。なぜ善通寺が1番ではないのだろう。

 「大師ハ、阿波ノ北分十里十ケ…

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