「遺族置き去り」死刑判決の被告、異例の控訴取り下げ

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遠藤隆史、多鹿ちなみ
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 大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が殺害された事件で、山田浩二被告(49)が再び、控訴を取り下げた。法曹関係者も戸惑うほどの異例の展開に、被害者の代理人は「遺族が置き去りになっている」と訴える。死刑制度とどう向き合うべきか、司法が問われている。

 山田被告が収容されている大阪拘置所大阪市都島区)。朝日新聞記者は30日、被告に面会を申し込んだが応じなかった。

 大阪高裁第6刑事部が控訴取り下げを「無効」とした決定は、被告本人の取り下げ申し立てを司法判断で無効とする極めて珍しいケースだ。「躊躇(ちゅうちょ)を覚える」などとする理由も法曹関係者の間で驚きが広がった。

 異例の決定を受けた大阪高検

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