拡大する写真・図版七海ひろき=2020年3月、大阪市北区、白井伸洋撮影

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 宝塚歌劇団を卒業して1年、声優や俳優としても活躍している七海ひろきさん。4月15日発売のアルバム「KINGDOM」の作詞では、芝居の経験も生かすことができたといいます。声優への挑戦や今後の抱負など、一問一答でお届けします。

 ――アルバムでは全11曲を作詞していますが苦労は。

 (メロディーが先にできあがっていて)何文字というのが決まっているので、同じことを表現するにも、6文字で表現するのか8文字で表現するのか、なかなか苦労しました。

 語彙(ごい)力がないな、増やしていかなきゃいけないなと感じて、作詞をするにあたって、本屋さんに行って類義語辞書を買いました。同じ気持ちを表現するにも、違う言葉を使いたいなと思って、調べながら書いていきました。

 ――最も苦戦した曲は。

 「もう一度...」かな。これは失恋ソングなんですけど、想像をふくらませながら書いた曲です。芝居と一緒で、人物像がはっきりしていないとぶれたりする。自分じゃない役になって想像しながら書くので、とても難航しました。

 今回のアルバムは、自分自身の思いをファンの方に届けようと書いた曲もあれば、こういう状況でこういう人でこういう恋愛をしたらこう思うんじゃないかと、役として設定を考えて書いている曲も何曲かあります。

 芝居で役作りをするときに、その人の生まれや家庭環境など、細かいところを考えるのがすごく好きなので、その延長で作詞するのは楽しかったですね。

拡大する写真・図版七海ひろき=2020年3月、大阪市北区、白井伸洋撮影

 ――自分の素に近い曲は。

 「Never too late」という曲です。何かをするときに遅いということはないという意味なんですけど、自分も何かに挑戦するときに、思ったなら今日から始めたらいい、という思いがあります。前回のアルバム「GALAXY」の「START!!」もそうなんですけど、がんばっていこうぜという素直な思いを、あまり苦労せずに書けました。

 ――他にもバラエティー豊かな曲が収録されています。

 「ラビリンス」は、私にしてはめずらしく、ちょっと暗い歌です。気分が落ち込んじゃって、明るい曲を聞いてもあがれない、今はそういう曲は無理なんだという気持ちのときに聞いて、1人じゃないんだと思ってもらえたらいいなって。

 人は誰しもそういう時期があると思うんです。常に元気ではいられないよという方もいらっしゃると思うし、どんなに元気な人でも落ち込んだりすることもある。そういう風に思っている人は、1人じゃないんだよと。周りにもそう思っている人はいっぱいいて、落ち込むときもあるけど、いつか光がみえると信じながら過ごしていこうぜ、という曲です。

 「Special summer」はライブで盛り上がれる曲がほしいなというのと、春にアルバムを発売するので、今年の夏に聞けるし、車の中で聞いたら楽しいかなと思ってつくりました。

「QQ」の後に、声優の話が続きます。アニメ「ソマリと森の神様」「織田シナモン信長」「うちタマ?!」、そして夏公開予定の「ジビエート」について。

 ――「QQ」は、七海さんが好きという「あざらし」をイメージした曲です。

 今回テンションの高いノリのい…

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