拡大する写真・図版外出自粛要請を受けて普段の週末よりも人影がまばらな東京・渋谷駅前のスクランブル交差点=2020年3月28日午後1時34分、東京都渋谷区、朝日新聞社ヘリから、飯塚悟撮影

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 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えようと、首都圏や大阪などで先週末、不要不急の外出自粛要請が出された。#ニュース4Uのアンケートでは、7割近くが外出を控えたとする一方、約3割は普段通り外出していた実態が浮かび上がった。外出した若者たちからは「強制じゃない」「今さら」といった声も上がった。

LINEでアンケート、千人が回答→「予定変更して自宅に」が3割

 アンケートは3月29日夕~30日昼、ニュース4UのLINE公式アカウントの「友だち」のうち、自粛要請があった全国10都府県の居住者を対象に実施。計1020人が回答した。

 「この週末、外出しましたか?」との問いに、3割超の361人が「外出予定がなく、家で過ごした」を選択した。東京都大田区の40代主婦は「感染者が増え続けている状況で出かける気にはなれない」と意見を寄せた。

「ウイルスより人が怖い」

 「予定を変更して家で過ごした」と答えた人も約3割いた。40代の女性教員(堺市)は1、2週間後に感染者の爆発的増加が起きる可能性を危惧。「医療崩壊に拍車をかけると感じた」。20代の女性会社員(東京都板橋区)は「感染することで会社や同僚に迷惑をかけたり、社会から外されたりすることの方がストレスに感じる。ウイルスより人の方がずっと怖い。絶対かかりたくない」と悲痛な声を上げた。

拡大する写真・図版外出自粛要請を受けて横浜中華街も人出がまばらだった=2020年3月28日午後1時59分、横浜市中区、杉本康弘撮影

 一方で、「自粛要請を知っていたが、外出した」との回答も1割強あった。大阪府豊中市の50代女性は外出してランチや買い物を普段通り楽しんだ。「海外のように強制ではないので自粛しようとは思わなかった」ときっぱり。

「こんなチャンスの時に休むなんて」の空気感

 「必要に迫られて外出した」と答えた人も2割ほどいた。

 食料品を「買いだめ」する客が押し寄せる神奈川県平塚市のスーパーに勤務する30代女性は「普段より客が増える状況で、『こんなチャンスの時に休むなんてあり得ない』という空気。出勤せざるを得ませんでした」。クリニック勤務の川崎市の50代女性は「せめて公共交通機関は使わないようにして片道5キロを徒歩通勤した」。

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拡大する写真・図版知事と市長が外出自粛を呼びかけた熊本市街では、マスクをして歩く人たちの姿が見られた=2020年3月28日午後4時57分、熊本市中央区、吉本美奈子撮影

マスク探し求めて…「同じもの1カ月使ってる」

 埼玉県草加市の30代男性はマスクを買い求めて歩き回った。「同じ使い捨てマスクを1カ月使っているので探したかった」

 神奈川県大和市の30代女性は結婚相談所に紹介された男性とデートした。「お付き合いの期限があるため、自粛要請に従っているわけにはいかなかった」

新型コロナをめぐっては、「若者は感染しても症状が軽いことが多く、気づかないうちに高齢者に感染させてしまう」可能性が指摘されています。若い世代はコロナ問題をどうとらえ、この週末をどう過ごしたのでしょうか。記事の後半でお伝えします。

 若者はどう行動したか。政府の…

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