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 東邦高校の硬式野球部監督だった森田泰弘氏(60)が1日、名古屋市名東区の同校で退任記者会見を開いた。新監督には、コーチだった山田祐輔氏(29)が就任。総監督になる森田氏は「思い切った山田流の野球でいい。一緒にやってきたこと、学んできたことをやってくれれば」と話した。

 森田氏は2004年秋から東邦の指揮を執り、昨春の選抜大会で優勝した。高校に加え、愛知東邦大学野球部の総監督にも就き、「高校とともに大学でも日本一になりたい」と語った。

 山田氏は、08年夏に東邦が甲子園に出場した時の主将で1番・捕手。北海(南北海道)と対戦した1回戦では一回、初球を中堅右に先頭打者本塁打した。1977年夏に東邦が甲子園で準優勝した時の主将だった森田氏にとって、この試合が監督として得た夏の甲子園初勝利だった。

 立教大でもプレーした山田氏は、一般企業での営業マンを経て、2016年から東邦のコーチに就任。愛知東邦大で教員免許を取得し、現在は保健体育の教員も務めている。「(森田氏の野球は)一見豪快に見えるが、裏には細かい考えやプレーがある。そういったところを引き継いでいきたい」と山田新監督。「毎年、全国で戦えるチームを作って、野球だけでなく、人としてどれだけ成長できるかというのを大切にしていける野球部にしていきたい」と語った。(上山浩也)