日系の3月米新車販売、軒並み4割減 コロナで客来ず

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ワシントン=江渕崇
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 日系自動車大手が1日発表した3月の米新車販売台数は、新型コロナウイルスの感染拡大で客足が遠のいたことから、5社のうち4社で前年同月比4割超の減少となった。4月はさらなる落ち込みが見込まれている。

 最も落ち込みが大きかったのは三菱自動車で、前年同月比52%減の9394台。前年まで11年連続で米国での販売台数を伸ばしてきたスバルも、同47%減の3万2611台に沈んだ。米国スバル幹部は「当局による外出規制で、自動車を買う機会が限定された結果だ」と述べた。ホンダマツダもそれぞれ48%と42%減った。

 下落率がもっとも小さかったトヨタ自動車でも同37%減の13万5730台。北米トヨタ幹部は「未曽有の事態のなかで、トヨタの優先事項は同僚たちや取引先、顧客、地域の健康と安全だ」とコメントした。

 日産自動車は3月単月の台数…

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