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 東京都内で2日に確認された新型コロナウイルスの感染者が、1日あたり最多の97人に上った。都内の総数は684人で、1週間前と比べ約2・6倍に拡大している。全国の新たな感染者も279人で3日連続で最多となり、総数は計3495人。北海道、神奈川県、大阪府、福井県で新たに4人が亡くなり、死亡者は計84人になった。

 東京都によると、2日に感染が確認された97人に重症者はおらず、感染経路が不明な人は33人いた。年齢別では40代が20人で最も多く、20代が19人、30代が15人、10歳未満が2人。感染者が急増した3月末から、若い世代の感染が目立っている。

 また97人の中には、院内感染が起きた永寿総合病院(台東区)での感染者が21人含まれるほか、慶応大学病院(新宿区)での感染も確認されている。永寿総合病院では100人以上が感染し7人が死亡している。

 東京都の小池百合子知事は2日夜、急速な増加について記者団に「大変多いと思う。間もなく(1日あたりの感染者数が)3桁という数字。これが最大であることを願っている」と述べた。

 大阪府では、新たに33人の感染が判明。うち21人の感染経路がわかっていない。府内の感染者数は計311人になった。

 一方、千葉県の森田健作知事は2日、12日までの週末と平日夜間について、県内全域で不要不急の外出自粛を要請した。すでに、東京都内への平日夜間の往来自粛も求めている。

 全日空は2日、3月中旬のニューヨーク便に乗務した50代の男性機長=神奈川県=の感染を発表した。国内で働く全日空社員が感染したのは初めて。