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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため大阪府の対策本部会議は2日、府立学校197校の休校を大型連休最終日の5月6日まで延長することを決めた。対策をとれば入学式を開くことは認め、週1、2回の登校日を設けて健康確認などを行う。府内の市町村立学校についても同様の対応をするよう求める。

 府内では1日に過去最高となる34人の感染を確認。5日ごとの感染者数も3月17~21日は17人、22~26日に31人、27~31日は88人と急増している。1日にあった政府の専門家会議で、東京都や兵庫県などとともに「今日明日にでも抜本的な対策を講じること」を求められた。

 対象となるのは、高校150校、分校を含む支援学校46校、中学校1校(いずれも課程別)。今回の休校措置では、学校再開後にスムーズに登校できるよう登校日を設ける。週1、2回程度とし、授業はせず、家庭での学習状況や健康状態の確認などを行う。学年や学級ごとに分散して登校してもらい、学校にいる時間は2時間程度に制限する。

 対策を講じれば入学式を開くことを認めるが、府立高校では新入生と教職員だけで行うという。府立学校の休校は2月29日から続いている。

 市町村立の小中学校を管轄する市町村教委に対しても、5月6日までの休校を3日に求める。府立学校と同様の措置のほか、登校日以外の日にも、小学3年生以下の児童の居場所の確保を求めるという。

 大阪市は3日、新型コロナ対策本部を開いて、学校再開の時期や方法について検討する。兵庫県も同日、感染症対策本部会議を開いて正式な方針を決める見通しだ。井戸敏三知事は2日、出演したテレビ番組で「基本的に(8日に)再開する方向で検討したい」と語った。東京都は都立高校の休校を5月6日まで延長することを決めている。(多鹿ちなみ)

大阪府立学校休校措置の骨子

・今月8日から5月6日まで休校

・入学式は感染防止措置を講じれば実施可能だが、高校では参列は新入生と教職員に限る

・休校中は週1、2回の登校日を設定。授業は行わず、学習課題を提示したり学習状況を確認したりする

・学年などの分散登校により1教室あたりの生徒数は20人程度、滞在時間は2時間程度とする

(同様の対応を市町村立の小中学校にも要請)