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 「本当に1年でよかったのか」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来夏に延期となった東京オリンピック(五輪)・パラリンピック。大会組織委員会の森喜朗会長(82)が、朝日新聞のインタビューで胸中を打ち明けた。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長や安倍晋三首相とのやり取りなどについても語った。

 ――3月22日以来、3度にわたるバッハ会長と日本側との電話会議で、大会を1年先延ばしして、来年7月23日に東京五輪を開幕することがまとまった。バッハIOC会長との交渉を振り返って思うことは。

 「(五輪の延期は)様々な要因が絡み合う、クロスワードパズルみたいなもの。一つ一つを考えたら、3年経っても決まらない。だから、まず日にちを決めることが一番大事だった。それが決まって『やれやれ』というホッとした気持ちと、『コロナは本当に収まるのか。(延期は)1年でよかったのか』という気持ちの両方がある」

 「延期は2年がいいのでは、という意見はあった。でもIOCの立場で言うと2024年にパリ大会がある。現に東京が1年延ばすことで、スポンサー契約の重複も出てくるようだ。22年には北京の冬季大会もある。アジアにとって相乗効果を見込める可能性もあるけど、同じ年に二つの五輪というのは避けた方がいいという気持ちが私は強かったから、2年延期をIOCに提案しなかった」

 ――開催時期は来年春と来年夏の2案があった。

 「あんなに暑さ対策で苦労した…

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