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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都などの自治体が外出の自粛を呼びかけられている。客足が一気に遠のいた都内のある飲食店は、葛藤しながらも営業を続けていた。

 3月末の平日の夜、東京・池袋の沖縄料理の居酒屋には3組、計7人の客がいた。この店を含む飲食店など6店を経営する男性(28)によると、客足が一気に遠のいたのは3月下旬。東京都の小池百合子知事が外出の自粛を要請してからだ。

 客足は2月下旬から鈍っていたが、常連客らに支えてもらっていた。だが、東京都の要請後は、それもぴたっと止まった。平日の売り上げは普段の3分の1ほどに落ち込み、前週末には売り上げゼロの店もあった。

 池袋で経営している貸し切りバーも3月に入ると、キャンセルが続出した。

 「この時期は毎日予約が入っていてもおかしくない時期」だが、大学生や会社の集まりがなくなり、4月は予約がほとんどないという。

 それでも、休業は考えていない。出勤する従業員を最低限に絞りながら営業を続けている。

 「営業することには賛否があると思うが、家賃などの固定費がかかるので、細々とでも店を開かざるをえない。はっきりと外出を禁止して補償してくれるなら別だが、生きるためには店を閉められない」とこぼした。

 「ここ1、2カ月はうちのような中小企業が特に厳しいと思う」

 店の客は、どう思っている…

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