拡大する写真・図版ミシェル・ベネットさん(左)と母、キャロランさん(ミシェルさん提供)

[PR]

 新型コロナウイルスの患者は、他の人に感染を広げないため、厳しい面会制限がかけられている。命が失われる時にも、それは変わらない。新型コロナで大切なひとを亡くすことは、どういうことなのか。母親を失った米西部ワシントン州の保安官、ミシェル・ベネットさん(51)が1日、電話取材に応じた。

 3月中旬、知らせは突然だった。仕事中のベネットさんの携帯電話に、母キャロランさん(75)からメッセージが残されていた。

 「ねえ、陽性だった」

 その2週間ほど前、母が暮らす老人ホームで新型ウイルスの患者が確認されていた。慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と、初期のうっ血性心不全を抱えていた母。ベネットさんが電話をかけ直すと、「私にできることは、もう何もないのよ」と答えた。陽性とわかった日のうちに病院に運ばれ、救急治療室に入院。隔離状態となった。

 ベネットさんは医師から「助か…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら