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 東京五輪・パラリンピックを1年後に開催できるか「神頼み」とした森喜朗・大会組織委員会会長の発言について、3日の参院本会議で日本維新の会の松沢成文氏が「無責任ではないか」と批判した。安倍晋三首相は「長期の延期となれば別の大会のようになってしまう」と説明し、森氏にも言及。「大会に心血を注いできた」と持ち上げた。

 森氏は3月30日、五輪の1年延期が決まった後の記者会見で「神頼みみたいなところはあるが、そうした気持ちが必ず通じていくと思う」と語った。松沢氏はこの発言を問題視しながら、首相に「1年後の開催が不可能になった場合、政治責任をとる覚悟はあるか」などと迫った。

 これに対し、首相は延期の経緯などを説明した上で、森氏についても触れ、「幾多の困難を乗り越え、全身全霊を注いで大会開催に向けて心血を注いだ森会長はじめ、組織委の皆さんを全力で支援する」と語った。ただ、自ら政治責任をとるかについては答えなかった。

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 第201回通常国会。国会や政党など政治の現場での様子を「政治ひとコマ」としてお届けします。(三輪さち子)