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 政府が国民全世帯の住所地に2枚ずつ送る布マスクについて、日本医師会の横倉義武会長は3日、「ウイルス防止の役割はあまりない」と指摘した。着用の効果について「飛沫(ひまつ)を浴びて大量のウイルスが入ることは少しは防ぐことはできる」と語った。

 横倉氏は首相官邸で安倍晋三首相と会談後、記者団に語った。政府の布マスク配布計画については、「それなりに効果はあると思う。国民の安心をつくるということでは」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は3日午後の記者会見で「WHO(世界保健機関)は他人への飛沫拡散防止には布マスクも有効としている」と強調。「感染拡大が懸念される現状において、広くマスクを着用していただくことは、社会全体の感染防止に極めて有用だ」と訴えた。