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 山形大学の城戸淳二教授と仏壇・仏具メーカーの保志(福島県会津若松市)などは、有機EL照明と伝統工芸の「蒔絵(まきえ)」を組み合わせた装飾用パネル「月ほたる」を共同開発した。生活空間に安らぎを与える「見る照明」として、試作を重ねて製品化を目指す。

 70センチ四方の漆塗りの黒いフレームの真ん中に配した「月見窓」のような白い半透明の円形パネル。背面の有機EL照明を点灯させると、雲の間からおぼろげに月が浮かび、ホタルが点滅する情景が再現される。ホタルは漆で描いた絵に金粉などを固着させる蒔絵の技法で、ススキの間を飛び回る様子を表現した。

 有機EL照明の様々な活用に取り組む城戸教授は、2017年から同社と共同研究を開始。18年秋に有機EL照明を使った仏壇を発表した。今回のパネルには同社の漆工芸技術が生かされている。有機EL照明からは熱や紫外線がほとんど出ないため、蒔絵や漆も劣化しにくいという。

 城戸教授は「見る照明」を提唱…

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