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 静岡県舞台芸術センター(SPAC)は3日、静岡市内各所で4月25日~5月6日に予定していた「ふじのくにせかい演劇祭2020」(全14公演)を中止する、と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で海外からの招聘(しょうへい)作品が上演できなくなり、都道府県を越えた移動の自粛が要請される中で国内作品の上演も難しいと判断したという。

 SPACが5月2~5日、駿府城公園で上演予定だった「アンティゴネ」4公演も中止する。また、静岡市がSPACと共催で5月2~5日に街頭で予定していたストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」は延期する。

 SPACはこれらの代わりとして、インターネット上で「くものうえせかい演劇祭2020」を開く。プログラムは10日以降に発表する。宮城聰・芸術総監督は「今、演劇の稽古をすることが、周りの人たちの身体的危険を増やす可能性があると判断した。演劇を絶たれた状態でどうやって生き延びるのかを(観客の)みなさんとともに発明しようと思う」とのコメントを出した。

 チケットの払い戻しは4日~5月10日、SPACの公式サイト(https://spac.or.jp別ウインドウで開きます)で受け付ける。(阿久沢悦子)

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