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 中堅不動産会社のユニゾホールディングス(東証1部上場)で3日、従業員による買収(EBO)が成立した。都心に優良な不動産物件を持つ同社には国内外から買収を仕掛ける動きが相次ぎ、買収が決まりかけて白紙に戻ったことも。曲折の末、EBOという「奇策」で、約10カ月にわたる買収騒動はひとまず決着をみた。

 上場企業でEBOが成立するのは初とみられる。ユニゾの発表によると、従業員らで作った投資会社「チトセア投資」による公開買い付けに86・55%の応募があった。チトセア投資は株式併合により全株の取得を目指す。東証1部への上場は廃止になる。必要となる資金は約2056億円で、米投資ファンドのローン・スターが支援する。

 ユニゾは旧日本興業銀行(現・みずほ銀行)系だった不動産会社で、日本橋や八重洲といった都心の一等地にオフィスビルを持つ。ビジネスホテルも手がけている。

 昨年7月、ビジネスホテルの拡大を狙った旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が買収の意向を表明。しかしユニゾは反対し、HISによる買収は失敗した。

拡大する写真・図版ユニゾホールディングスのグループ企業が運営するビジネスホテル=2020年4月4日、東京都中央区

 その後、米不動産ファンドのフ…

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