小林太一
パチンコや競馬など賭け事にのめり込み、生活に支障をきたしても、やめられない――。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致が進む足元で、「ギャンブル依存症」に苦しむ人たちがいる。胸の内を語り、回復を支えあう自助グループを訪ねた。(小林太一)
2月下旬の夜、堺市の公共施設。会議室に12人の男性が集まり、最近の出来事を話し始めた。
「またパチンコに行ってもうた。一人やとさびしいんや」。昨年末から顔を出す60代男性は、生活保護を受けている。この日もパチンコに行き、3千円を使った。「店に行かなかったら、ええねんな」とつぶやき、下を向いた。
■消費者金融から70…
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朝日新聞社会部