北海道教育委員会で新型コロナウイルス対応に当たっていた道教育長の佐藤嘉大さんが4日、亡くなった。62歳だった。4日未明に自宅で体調不良を訴え、札幌市内の病院に運ばれたが、その後亡くなった。通夜と葬儀は家族葬で行う。道教委の説明では、死因は循環器不全という。

 道教委は2月26日に全国に先駆けて全公立小中学校に休校を要請。佐藤さんは道教委の感染予防対策の指揮をとっていた。3日も道の対策会議に出席し、都市部の道立高校で通学時間をずらす「時差通学」の実施方針などを報告していた。

 佐藤さんは清水町出身。1978年に道庁に入庁し、働きながら北海学園大法学部に通い、89年に卒業。総務部人事局長や同部危機管理監、総合政策部長などを経て、2018年6月に教育長に就任。来年5月末までが任期だった。教育委員の末岡裕文氏が教育長職務代行者として対応する。(武田啓亮、磯部征紀)