拡大する写真・図版吉田太郎さんが製作した「コロナがさる」。台座のわきのつまみを回すと、猿が「ウイルス」をポコポコやっつける=2020年4月2日午後1時9分、神戸市東灘区、森下友貴撮影

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 ユニークな表情の猿が「新型コロナウイルス」をポコポコたたいて退治する。神戸市の人形工房がそんな動きをするからくり人形を作った。新型ウイルスの感染拡大で暗くなりがちな世の中だが、「こんなときこそユーモアを届けたい」と製作者はいう。

【動画】神戸人形「コロナがさる」 こういう状況だからこそ笑いを=森下友貴撮影

 人形の名は「コロナがさる」。手のひらサイズのおもちゃだ。台座のつまみを回すと、赤く塗られた猿が黒くて丸い「新型コロナ」をポコ、ポコとやっつける。歯車やぜんまいは使われておらず、材料は目玉以外すべて木。中には精巧に切り出された部品が組み込まれ、つまみの動きを糸で伝える。

 作り手は人形劇工房「ウズモリ屋」(神戸市東灘区)の吉田太郎さん(50)。明治中期以降、広く人気を博した「神戸人形」の手法をとり入れて作った。

 「神戸人形」はお化けが舌を出したり、お坊さんが木魚をたたいたり、くすりと笑える動きをするのが特徴で、神戸を訪れた外国人らにももてはやされた。大正・昭和戦前期に最盛期を迎え、昭和天皇にも献上されたことがあるという。

 「外出ができない人や学校に行けない子どもたちのためにも新型コロナをやっつけなきゃ、という思いを込めました」

 人形劇の人形や舞台装置を作っ…

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