セブンが今後5年の中計公表を延期 コロナで予想困難

新型コロナウイルス

土居新平
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、セブン&アイ・ホールディングスは6日、9日に予定していた2021年2月期の業績予想の公表を延期すると発表した。グループの成長戦略を示す予定だった今後5年間の中期経営計画の公表も延期する。新たな公表時期は未定としている。

 延期の理由について、セブン&アイは、新型コロナの世界各国での広がりのほか、主力の日本と北米での営業状況を踏まえて決めたという。「現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が非常に困難な状況にある」としている。

 セブン&アイの新たな中期経営計画では、閉店も含めた見直しが進むそごう・西武やイトーヨーカ堂について、どのような戦略を打ち出すかが焦点となっていた。同じく9日に予定している20年2月期決算は予定通り公表するとしている。(土居新平)

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