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 大切な家族や友人たち、そして自分自身の命を守るために休校延長をすべきだと考えます――。県立学校を当初8日から再開するとしていた兵庫県では、県立高校の生徒の一部が、休校継続を求めてインターネット上で署名を集めていた。署名は6日朝、1万9千筆を超えた。6日午後に県の教育長へ提出する。兵庫県教育委員会は6日、方針を変え、一部地域を除き19日まで休校すると決めた。

 複数の県立高校に通う2年生7人が、ネットの署名サイト「Change.org」で、兵庫県教委が学校再開の方針を決めた3日にページを立ち上げた。

 メンバーの一人の男子生徒(16)は、朝日新聞の取材に「兵庫県は全国的にみて感染者が多く、学校再開は感染拡大の要因になると思う」と、活動の理由を話す。「多くの人が『休校にすべきだ』と考える中で、学校再開が強行されるのは自分たちの安全が軽視されていると感じた」

 高校生らはツイッターなどで活動の情報を拡散してきた。同世代や大人から活動を応援する返信や投稿が相次いでいた。署名活動は、楽天会長兼社長の三木谷浩史氏の目にもとまり、三木谷氏は自身のツイッターで4日、「署名を集めているそうです。良ければ広めていただきたいです」と活動を紹介していた。(武田遼)