[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、使い捨てマスクを着用して記者の質問に答えた。菅氏がマスク姿で会見するのは初めて。菅氏は記者団に感染状況の認識が変わったのかと問われ「特別ありません」と答えた。

 首相官邸1階の記者会見場では、今月に入ってから記者や官邸職員らはほぼ全員がマスクを着用し、座席の間隔を空けて着席するようになった。菅氏は現状の感染状況について、「諸外国のような爆発的な患者の急増は見られていない」と従来の見解を述べる一方、東京などの都市部では感染者が増加していると指摘。緊急事態宣言に該当するかについては「専門家の意見を十分踏まえ、総合的に判断する」と述べた。

 一方、全世帯に布マスク2枚を送ると表明した安倍晋三首相は、この日も布マスクを着用して官邸に入った。布マスクか、使い捨てマスクかをめぐっては、首相と行動をともにする秘書官の中でも着用は異なっており、各人で判断が分かれているようだ。(安倍龍太郎)