飛田新地の料亭160店、早めの自粛 売り上げ大幅減で

新型コロナウイルス

鈴木智之
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 新型コロナウイルスの感染拡大のあおりで、大阪市西成区の歓楽街・飛田新地にある料亭約160店が3日夜から一斉に営業を自粛している。飛田新地料理組合が各店に呼びかけた。

 同組合によると、1月から手の消毒など衛生面での対策を強化しながら営業を続けていたが、売り上げは大きく減少。緊急事態宣言にあわせて営業自粛する方針だったが、今月1日までに大阪府知事日本医師会が政府に宣言を出すよう求めたことなどから、早めの自粛に踏み切っていた。

 同組合の役員は「歓楽街は1日の疲れを癒やす場所。社会が安定してこそ売り上げがある。まずは辛抱し、一丸となってコロナに対応しなければならない」と話した。

 飛田新地は、各国首脳が集った昨年6月のG20大阪サミットの際も営業を自粛した。(鈴木智之)

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