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 春の交通安全県民運動(6~15日)が始まり、桜井署で6日、「交通安全ボンネットバス」の出発式があった。客席の窓に「交通安全県民運動実施中」と貼り紙をして、桜井―宇陀間を往復した。

 バスは1966年製で、奈良交通が今も所有する唯一のボンネットバス。前身の松山自動車商会が17年に県内で初めて走らせたバス路線が宇陀―桜井間だったことにちなみ、今回、森田圭一署長が「交通安全ボンネットバス」に任命した。

 レトロなバスに合わせて、出発も昔ながらのやり方で。車掌の上條正幸さん(75)が笛を2回吹いて乗り込み、扉が閉まるとベルを2度鳴らして合図。運転手の松山豊さん(44)が警笛を2回返して走り出した。

 上條さんは「交通安全のお礼返しの気持ちで」、松山さんは「春は始まりの季節。運転に不慣れな人が車に乗ることもある。こういう形で注意喚起できたら」と話していた。(米田千佐子)