拡大する写真・図版中国から届いた手紙とマスクを持つ松本警部補(右)と友松巡査長=2020年4月4日午前9時41分、福岡市博多区の福岡空港署、川辺真改撮影

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 福岡県警福岡空港署に3月下旬、中国からマスクが届いた。送り主は、新型コロナウイルスの影響で福岡空港で一時足止めされた中国人観光客だった。添えられた手紙には、日本語で「優しさ、思いやりに感謝します」。不安な夜、親身になって助けてくれた2人の警察官への感謝の言葉があふれていた。

 1月31日、福岡市の福岡空港。中国・広東省から福岡観光に訪れていた30代の女性3人と8歳の男児の4人は、中洲の屋台や太宰府天満宮などを巡る1週間の滞在を終え、マニラ経由香港行きの便で帰国する予定だった。だが、予約していた航空会社が感染症対策で出国後14日未満の中国人の搭乗を拒否し、搭乗できなくなった。

拡大する写真・図版中国から届いた感謝の手紙=2020年4月3日午後2時22分、福岡市博多区の福岡空港署、川辺真改撮影

 困り果てた4人は国際線ロビーにある交番に助けを求めた。対応したのは、その日の当直の松本貴晴警部補(40)と友松修一巡査長(35)。中国に留学経験がある松本警部補が「どうされましたか」と優しく中国語で応じると、焦った様子で状況を説明しだした。すでに午後9時過ぎ。空港の閉鎖時間も近づいていた。

 松本警部補と友松巡査長は空港…

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