せめぎあう宗教と感染防止 ユダヤの伝統祭、家族で会食

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エルサレム=高野遼
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 ユダヤ教徒は8日夜から1週間にわたる「過ぎ越し祭(ペサハ)」を迎える。家族や親戚が集まり、特別な食事を囲む最も大事な祭日の一つだが、今年ばかりは感染拡大を招く恐れが大きい。「宗教と感染防止」をどう両立させるか、悩ましい問題だ。

 過ぎ越し祭は旧約聖書に基づき、古代エジプトでの奴隷としての生活から解放され、モーセの導きでイスラエルの地へと向かった「出エジプト」を記念する祭日だ。脱出する際に食べたとされるパンやワインなど特別なメニューを家族で囲む。熱心なユダヤ教徒だけでなく、世俗的な人たちにも広く残る伝統だ。

 初日となる8日夜の晩餐(ばんさん)は特に重要だ。日本のお正月のように、祖父母から孫世代まで家族みんなが集まるのが習わし。しかし今年は、高齢者に感染が広まるリスクが極めて高い。

 ユダヤ教徒が多いイスラエル…

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