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 政府の新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言を受けて、囲碁の日本棋院と関西棋院は8日以降の対局を延期すると発表した。宣言の対象地域外の名古屋市の日本棋院中部総本部でも対局を止める。宣言の解除を待って対局を再開する方向で、政府方針の変更がない限り、少なくとも1カ月間は対局が組まれないことになる。日本棋院によると、過去には1945年の戦災で対局を中止しているという。

 ただ、国内タイトル戦の挑戦手合や国外で行う世界戦など一部対局の実施の可否については、主催者と日本棋院が協議して決める。囲碁七大タイトル戦の一つ、十段戦五番勝負は第2局まで進行しているが、16日に長野県大町市で予定している第3局については主催の産経新聞社と協議するという。(大出公二)