広島の練習、午前組と午後組に振り分け 一斉感染防止へ

新型コロナウイルス

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 プロ野球広島の選手が8日から「時差通勤」を始めた。新型コロナウイルス感染防止のためだ。

 チームはこの日、本拠のマツダスタジアムで練習した。投手、野手それぞれ約10人ずつが、練習時間を午前と午後に振り分けられた。午前組が完全に球場を出た後に、午後組が入ることでお互いの接触を避けた。同じ守備位置の選手が一斉に感染することを避けるため、組の振り分けは配慮された。

 午後組の大瀬良大地投手は2時間の練習で、ランニング、ブルペンでの投球、ウェートトレーニングなどをこなした。練習終了後30分で球場を出ることが決まっているため、ロッカーに戻る暇もなくシャワーを浴びるなど忙しかったという。「時間ぎりぎりだった。要領をつかめば大丈夫だと思う。人数が少ないのは寂しさがありました」と話した。

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