三菱電機が新卒採用1割減 1020人の計画発表
三菱電機は8日、今年10月と来年4月に計1020人の新卒者を採用する計画を発表した。前年実績の1160人より1割超減らす。秋の採用枠を設ける現行方式になった2011~12年以降では最も少ない。今年度の中途採用も、前年度実績より80人少ない450人とする計画だ。
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、採用規模が大きい企業の動向が注目されていた。三菱電機は「事業環境と人員構成の実態に即した」(広報)などと説明している。
三菱電機では、新入社員の自殺や長時間労働による健康被害などが相次いで発覚。人材確保が難しくなるのではないかとの見方もあるが、同社は「採用計画への影響はない」(広報)としている。
◇
ご意見や情報を(t-rodo@asahi.com)までメールでお送りください。(内藤尚志)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら