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 熊本市を除く県内44市町村の公立小中学校と義務教育学校で8日、始業式があった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、様々な制約のもとでの新学期開始となった。熊本市立学校については、5月6日まで休校。

 山鹿市鹿本町の市立鹿本小では、校内放送を使った始業式を開いた。中川英明校長は「楽しみは減ってしまうが、命を守ることを優先している」と各教室にいる児童に呼びかけた。同小では、予定していた遠足や運動会は感染防止のため中止するという。

 同小は、昨年度末に閉校した来民(くたみ)、稲田と中富の3小学校が統合し、来民小の跡地に新設された。始業式の後は体育館で開校記念式が開かれたが、当初よりも規模も内容も縮小。全校児童約430人と教職員、地域住民らが参加する予定だったが6年生や教員ら約90人の参加に限定。国歌と校歌も伴奏のみだった。

 6年で稲田小出身の大塚隆之介君(11)は、約1カ月ぶりの友達との再会を喜んだ。「本当はめちゃくちゃ友達と遊びたかったけれど、できなかった。『休み中、何してたの?』といった話で盛り上がった。(統合で)初めて会う子もいるけれど、これからどんどん友達をつくりたい」と笑顔で話した。(大木理恵子)