【動画】封鎖の武漢77日ぶり開放、現地の1日=平井良和撮影
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 世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大した中国湖北省武漢市で8日、1月23日から続いていた厳しい交通規制が77日ぶりに解除された。

 空が白み始めた午前6時、一番列車の発車を待つ市中心部の漢口駅には、大きな荷物を抱え、2カ月半ぶりに故郷へ戻ろうとする人が詰めかけた。

 市内でネット通販の仕事をし、湖北省内の実家に預けた子どもに会えなくなっていた男性(30)は「うれしくてたまらない」と笑顔を見せた。

 市内の大通りには車が列をなし、店を開ける飲食店の前にマスク姿の市民が集まった。街角に活気がよみがえったが、元通りの暮らしにはほど遠い。

 地下鉄やバス、タクシーなどを使うには、移動履歴などをもとに個人の感染リスクを判定する「健康証明アプリ」の提示が必要。感染者が出た居住区では、厳しい外出制限が続いている。感染していても症状が出ない「無症状者」の報告も相次いでいる。

 前例のない規模の「都市封鎖」が行われた武漢市では5万8人が感染し、2572人が死亡した。漢口駅で列車に乗り込もうとしていた男性(31)は「心は躍らない。多くの人が苦しんだから。この間、あまりに多くのことが起き、心が枯れた」と言葉少なだった。(武漢=平井良和)

外出規制続く市民

 2カ月半ぶりに「封鎖」が解除された中国湖北省武漢市。駅のほか、空港、高速道路も中国各地へ向かう人々で朝からにぎわった。報道によると、8日は約5万5千人が列車で、約1万人が飛行機で武漢を出た模様だ。

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