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 多くの市町村が小中学校を臨時休業としたことを受け、群馬県の山本一太知事は7日夜の臨時会見で、小中学生への学習支援策として、動画配信サイト「ユーチューブ」を使ったオンライン授業の提供を発表した。動画の撮影などは、知事の肝いりで県庁32階に整備し、4月24日にオープン予定の動画スタジオ「tsulunos(ツルノス)」で行うという。

 県教育委員会義務教育課によると、小学生には国語、算数、英語(3年生以上)、中学生には主要5教科の学習動画を配信する。講師は県教委の指導主事が担う。運動不足の解消や適切な衛生管理を促す動画はスタジオ以外の場所で収録し、早ければ来週にも配信予定。それ以外については未定だという。

 知事は学校再開について、大型連休明けからさらに延期される可能性にも言及し、「授業のオンライン化を考えなければいけない」と述べた。

 ただ、県教委によると、家庭にパソコンがない場合の貸し出しや、動画の長時間視聴で懸念される通信料の軽減策といった課題をどう解消するかは何も決まっていないという。(森岡航平)