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 大阪市浪速区の通天閣を運営する「通天閣観光」は8日、展望台を9日から当面の間、臨時休業すると発表した。緊急事態宣言が出た後も営業を続ける方針を示していたが、集客が難しいとして方針を一転させた。地下の食品フロア「通天閣地下わくわくランド」は引き続き営業する。

 同社によると、通天閣は来場者の体温を確認し、展望台で来場者の間隔を2メートル空けてもらうなどの感染症防止対策を実施し、営業を続けてきた。

 しかし、緊急事態宣言から一夜明けた8日、地域の商店が次々と休業し、この日の来場者は30人にとどまった。高井隆光社長(45)は「大阪観光局から『最後までがんばれ』と励まされていたが、孤独感を覚えた。地域のランドマークとして、地域経済のためにできる限りの責務は果たした」と話している。(浅沼愛)