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 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、疫病よけにまつわる言い伝えがある江戸時代の妖怪「アマビエ」の絵をSNSに投稿する「アマビエチャレンジ」が広がっている。その中で、疫病終息への願いを込め、横浜市の和菓子店「磯子風月堂」がつくったアマビエの美しい練り切りが話題だ。「看護師に差し入れする」とまとめて注文する人もいて、生産が追いつかないほどだという。

 白い餡(あん)を固めた練り切りに、アマビエのくちばしのような口と、長い髪が刻まれている。「青海波(せいがいは)」という波の文様には「静かな海のように平穏な暮らしが戻るように」との願いをこめた。職人の石原真佐美さん(52)は「山芋を使った強い粘り気と、上品な甘みが好評です」と話す。

 アマビエは江戸時代の弘化3(1846)年、肥後国(熊本県)の海から現れたとされる半人半魚の妖怪だ。この先6年の豊作を予言し、「病気が流行することがあれば、私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたと伝えられている。

 ツイッターでは3月に入ってアマビエの絵を投稿する人が増加。動画やぬいぐるみ、ラテアートも投稿されている。3月17日には「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる故水木しげるさんが描いたアマビエの原画を水木プロダクションが投稿。9万回以上もリツイートされた。

 磯子風月堂の石原さんはSNSでの発信を担当する一方、もともと「少しいたずら好きなかわいい妖怪が大好き」。卒業式などの大口注文がすべてキャンセルになって時間ができたこともあり、練り切りでアマビエを表現しようと思い立った。工場の奥に眠っていた50年以上前のまんじゅう用焼き印を持ち出し、練り切りに模様を描いた。

「アマビエ様を作りました」、ツイッターでつぶやくと…

 「外出自粛要請が出てしまった…

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