ゼネコン大手の西松建設(本社・東京)は、新型コロナウイルスの感染拡大で政府が緊急事態宣言を出したことを受け、対象地域の7都府県での工事を中止する方針を明らかにした。官公庁だけでなく民間から受注した工事も対象で、今後発注者と協議する。同社は「ウイルスの感染拡大を防ぐため」としている。中止による工期の延長期間や金銭的な補償については「個別に検討する」という。
安倍晋三首相が7日に緊急事態宣言を出した後、国土交通省は7日付で、同省発注の工事については、受注した建設会社から一時中止や工期延長の要望があれば原則として応じるとの通知を出していた。
西松以外の大手ゼネコンでは…

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