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 NHKから国民を守る党(N国)を離党した東京都中央区議を脅したり、NHKの受信契約者の情報を不正入手したりしたとして、東京地検は9日、前参院議員でN国の立花孝志党首(52)を脅迫や不正競争防止法違反などの罪で在宅起訴した。立花氏はこれまで記者会見などで、脅迫と不正入手について無罪を主張している。

 起訴状によると、立花氏は昨年7月、4月の統一地方選の当選後に離党した男性区議(26)の携帯電話に「議員辞めるまで徹底的にたたき続けるから覚悟しておけよ」とショートメールを送信。動画投稿サイト「ユーチューブ」に「もう許さないですからね。徹底的にこいつの人生、僕が潰しに行きますからね」「奥さん、お母さんも知ってますよ。お前ら許さんぞ、ボケ」などと発言する動画を投稿し、区議を脅迫したとされる。

 また、同年9月には、NHKの受信料の徴収員だった男(26)と共謀し、男の業務用タブレット端末を動画で撮影し、契約者の名前や住所など50件の情報を不正入手。さらに11月、NHKに「個人情報をまき散らしていいか」などと電話をかけ、職員に「14日以内に何のリアクションがないようでしたら、こちらの人質となっている個人情報を拡散する」などと言い、契約者情報を加工した動画をユーチューブで公開するなどして、NHKの業務を妨害したとされる。