西村氏、経済界に「密接回避を」 働き方の見直し求める
新型コロナウイルスへの対応を担う西村康稔経済再生相は9日、感染拡大を防ぐために働き方を見直してほしいと経済団体首脳に要請した。テレワークをいっそう進めるなど、密閉、密集、密接の「3密」が起きるリスクをできる限り避けるよう呼びかけた。
この日、経団連の中西宏明会長、日本商工会議所の三村明夫会頭とテレビ会議を行った。西村氏は、事態の収束には人と人との接触機会を最低7割、できれば8割まで減らすことが重要とし、「経済界、産業界の協力を得ることが不可欠だ。今はじめた取り組みの結果が2週間後に出てくる」と述べた。
西村氏は会議終了後の取材でも、「8割削減が実行されなければ施設の使用制限を要請するなど、より強い措置に踏み切らざるを得ない」と発言。緊急事態宣言が出た7都府県や経済界と連携し、感染拡大の防止に取り組むと強調した。
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