若松真平
ツイッターの企業アカウントの中でも抜群の認知度を誇るシャープ(@SHARP_JP)。新型コロナウイルス対策の一つである「ソーシャルディスタンス」(人と人との物理的距離を保つこと)について、ユニークな方法で啓発しています。担当者に話を聞きました。
海外では、マクドナルドやフォルクスワーゲンなどが自社のロゴマークに隙間をつくるなどしてアピールしている「ソーシャルディスタンス」。
そんな中でシャープのツイッターアカウントのアイコンは、テレワーク中だと伝わるように上から「家」という文字がかぶせられています。そして、プロフィルのテキストを見ると、文字の間隔が不自然なまでに空いていてスカスカになっています。
どうやら「人と人も同じように距離をとって感染を予防しよう」と訴えているようです。
「目の付けどころがシャープです、というリプライが多いように思います」とシャープのツイッター担当者。
4月1週目からテレワークをしていますが、「私自身の仕事はWi-Fiさえあれば、どこにいようがあまり変化はありません」と、影響はないそうです。
緊急事態宣言が出され、在宅勤務や外出自粛が進む現状については、こう話します。
「ツイッターにいる人、特にフォロワーさんのほとんどは、いま自分がすべきことをすでに理解しているように思います。私やフォロワーさん、あるいはメディアの方が次に考えなければいけないのは、ちがう事情を抱えた人の存在を想像し、どう伝え、変化を促すか、な気がしています」
そして、こう付け加えます。
「見えない不安に対峙(たいじ)するのはみんな共通です。みなさん、冷静に、ご安全に」(若松真平)
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