都心駅周辺の人出、2~3割減 宣言後の位置データ分析

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嘉幡久敬 野口憲太
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 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言が7日に出た後、東京都中心部の主な駅周辺の人口は1日で2割以上減った。内閣官房が9日、ホームページ(https://corona.go.jp/別ウインドウで開きます)で人出の減り具合を発表した。

 ソフトバンクの子会社アグープ(東京都渋谷区)からスマホの位置情報のデータの提供を受け、午前6時から午後5時まで11時間の推計人口の累積値を集計した。8日は7日と比べて東京駅周辺は24・7%、六本木駅周辺は23・2%、新宿駅周辺は27・4%の減少。6日と比べるとそれぞれ30・6%、30・2%、30・7%減った。

 NTTドコモによる東京以外の分析では、7日との比較で横浜駅周辺が40・8%、梅田駅大阪市)周辺が35・0%、天神(福岡市)周辺が20・4%、それぞれ減った。内閣官房は「継続的なモニタリングが必要」としている。嘉幡久敬

■3月中旬と比べても……

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