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 ローマ教皇庁(バチカン)は9日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための医療用品が中国から届いたと発表した。バチカンメディアなどによると、マスクや防護用のゴーグルなどが、中国赤十字社と湖北省の慈善団体を通じて送られたという。バチカンの8日時点の感染者数は8人。

 バチカンと中国は、1951年に国交を断絶。中国では、国が認めるカトリック教会が独自に高位聖職者の司教を任命し、両国間の対立が続いていた。だが2018年に司教の任命権について暫定合意が成立し、今年2月には両国の外相が会談するなど、関係回復の動きが進んでいる。(ローマ=河原田慎一)