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 新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店が苦境に立たされるなか、行きつけの店などに飲食代金を先払いして支える、インターネット経由のサービス「さきめし」が始まった。店側は「先を考える余裕ができる」と喜ぶ。

「困っている行きつけの店に」知人から相談

 さきめしは、福岡市のIT企業「Gigi」が3月9日に立ち上げた。「困っている行きつけの飲食店を支援できないか」。今井了介社長(48)が、知人からこんな相談を受けたことがきっかけだった。

 同社はすでに、友人などに店を指定して飲食をごちそうする「ごちめし」というサービスを展開している。このサービスを応用し、自分の飲食代を大事にしたい店に先払いする仕組みにしたのが、さきめしだ。

拡大する写真・図版「さきめし」のウェブサイト

 利用者はスマートフォンのアプリやネット上で店を指定し、飲食代金と10%の手数料を先払いする。先払いした代金は180日間有効だが、事態の収束が見通せないため、同社は期間の延長を検討している。

 今井さんは「売り上げの先払いなので根本解決ではないが、しのいでいる間にデリバリーサービスなどの打開策を考えてもらえれば」と話す。

 先払いした店が経営難で閉店してしまった場合でも、返金はない。同社は「お店への応援の気持ちで、閉店してほしくない店舗に『さきめし』を入れていただき、苦境を乗り越える支援を」としている。

参加店舗の一覧や詳しい使い方は、さきめしのウェブサイト(https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi)で紹介している。

登録した店「今は1円でもありがたい」

 サービスの提供開始から1カ月で、登録店舗は全国で900店を超えた。

 東京・赤坂のメキシコ料理店「…

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