転出入期の「緊急事態」 「3密」対策に区役所が妙案

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島崎周
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 緊急事態宣言の対象となった福岡県。転勤や就職などによる引っ越しシーズンにある福岡市の各区役所では、新型コロナウイルスの感染拡大も加わり、手続きなどに訪れる市民への対応に苦慮している。密閉・密集を避けるため、独自の工夫をこらす区役所もある。

 緊急事態宣言が出された7日、中央区役所。1階の窓口前の席はほぼ満席で、隣との距離が1メートルもない席も。同区役所によると、転入や転出が多いこの時期、待ち人数が最大で250人、手続きに最大105分の待ち時間を要した日もあるという。

 市は1月、転出入の手続きの一部をオンライン化。市ホームページのフォームから住所、氏名などの情報を事前に送信すれば、窓口に出向く日時を30分単位で予約できるようにした。窓口の混雑解消と業務の効率化を狙った取り組みだったが、その矢先、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した。

 同区役所では、転出入手続きのピークの3月末に、来所者の待合状況を踏まえて対応策を検討。庁舎外で立って待つ人もいたため、当初は外に椅子を用意することを考えた。だが、雨の日や日差しの強い日もある。

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 そこで思いついたのがテント…

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