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 島津製作所は10日、新型コロナウイルスの検出を大幅に短縮できる試薬キットを20日に発売すると発表した。月10万検体分を生産し、全国の衛生研究所や検査機関に販売する。5月からは海外輸出も始めるという。

 試薬は、のどや鼻の奥の粘膜に含まれるウイルスの遺伝子を増やして調べる「PCR法」の検査で使う。独自の技術で容器を移し替える手間を減らすなどし、検査時間を従来の2~4時間から1時間程度に減らした。手作業が減ることで、人為的なミスも防げるという。

 価格は100検体分で税抜き22万5千円。検査時間を短縮できる試薬はクラボウや富士フイルムホールディングスの子会社のほか、栄研化学なども相次いで発売している。(西尾邦明)