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 米ホワイトハウスは8日、新しい大統領報道官にトランプ大統領の選対本部で広報担当を務めるケイリー・マクナニー氏(31)を任命すると発表した。マクナニー氏はトランプ政権で4人目の報道官となる。

 マクナニー氏は2016年大統領選でテレビのコメンテーターとして頻繁にニュース番組に出演し、トランプ氏支持の論陣を張った。その後、共和党全国委員会の広報担当も務めた。

 前任のステファニー・グリシャム氏はメラニア大統領夫人の広報担当のポストに戻る。昨年6月に就任したが、在任中、報道官として重要な職務である定例会見を一度も行わなかった。米メディアによれば、3月に新しく大統領首席補佐官に就任したマーク・メドウズ氏は積極的な広報戦略が必要だと考え、グリシャム氏と関係が悪化していたという。

 グリシャム氏が唯一注目を集めたのが、昨年6月に米朝首脳会談が板門店で行われた際、米メディアの取材を拒否しようとした北朝鮮の警護員に体当たりをして取材させたときだけ。これもメディアのためというよりも、歴史的偉業を演出したいトランプ氏の露出を手助けする狙いがあったとみられる。(ワシントン=園田耕司)