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 “百戦錬磨”のマラソンランナー、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)も電話の向こうの声はさすがに沈んでいた。プロに転向してちょうど1年になる川内は、新型コロナウイルスによる感染症が広がる中、アスリートとして何ができるか模索している。

 「出場しようと予定していた10大会以上が中止または延期になりました。イベントや講演も日々中止の連絡が入っています」。公務員という安定を捨てて飛び込んだプロランナーの道。「生きがいが全部なくなってしまった。ただ、マラソンをやっている状況ではない」。無力感を感じながらも、1人のプロアスリートとしてできることはないのか……。

 3月下旬、川内はフェイスブックでつながっている海外のランナーに練習環境はどうなっているかを尋ねた。すると1日もしないうちに30カ国、100人くらいのランナーから反応があった。一覧表にまとめ、ツイッターで発信した。

 スペインやイタリアではそもそも屋外でのランニングが禁止されていて、ロンドンでは「1日に1回、自宅から2キロ以内を2人以下で」といった規制があることが分かった。

 「外出したら逮捕されるとか、…

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