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 新型コロナウイルス感染者がいるかのような虚偽の情報を流し、山形県米沢市の飲食店の業務を妨害したとして、山形県警は10日、市内のインターネット関連会社役員の男(36)を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 県警捜査1課と米沢署によると、男は3月2日午前1時50分ごろ、インターネットの掲示板サイトに米沢市内の飲食店の実名を挙げて「(店が)新型コロナ」などと書き込み、この店の業務を妨害した疑いがある。

 店を経営する男性は同月11日、米沢署に相談し、その後に被害届を出していた。

 男性は朝日新聞の取材に対し、「社会を疑心暗鬼にさせるようなことはしないでほしい」と話していた。男とは面識がないという。

 県警は、ほかにも新型コロナ関連の業務妨害容疑事件を1件捜査していることを明らかにしたうえで、「悪質なデマには厳正に対処し、摘発していく」としている。(鷲田智憲)