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フェースシールド托鉢、タイでお目見え「信者守るため」

新型コロナウイルス

バンコク=貝瀬秋彦
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 新型コロナウイルスの感染が広がるなか、タイの首都バンコクで、顔をすっぽりと覆う「フェースシールド」を着用して托鉢(たくはつ)を行う僧侶たちがいる。最初は信者に驚かれたが、「今では歓迎されている」という。

 10日午前6時過ぎ、市内にある寺から僧衣姿の5人が姿を現した。毎朝の托鉢に向かうためだが、ふだんと違うのはフェースシールドを着けていることだ。ソムキアット僧侶(37)は「信者と自分たちを守るため」と話す。マスクだけでは不十分と感じ、何かないかとネットで探したところ、フェースシールドの作り方を見つけた。材料を買い求めて手作りし、3月末から自らと4人の見習い僧が托鉢の際に着けている。

 新型コロナウイルスは寺の活動全般に影響を与えており、信者らが集う行事は中止になった。毎日の読経では僧侶らはマスクをし、互いに距離を取るなどしているという。「でも、信者との会話は大事。托鉢は続けていく」と話す。

 タイでは10日現在、2473人の感染が確認され、うち33人が死亡。3月26日から全土に非常事態が宣言されている。(バンコク=貝瀬秋彦)

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