神戸の感染症指定病院で集団感染か 患者・職員ら14人
神戸市は11日、感染症指定医療機関である市立医療センター中央市民病院(同市中央区)で、入院患者や病院職員ら13人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。同病院では70代女性の入院患者の感染が既に判明しており、同病院関係の感染者は計14人となった。病院は当面、新規の入院や外来患者の受け入れを中止し、新型コロナ感染者の受け入れについても重症の人に限るという。
市によると、新たに感染がわかったのは入院患者2人と病院職員10人(看護師7人、看護補助の職員2人、技師1人)、民間の清掃スタッフ1人。病院は汚染可能性のある病棟などを一時閉鎖して消毒作業を実施する。また、同病院が担ってきた高度な救急医療の機能は、同市中央区の神戸大学医学部付属病院などに対応を依頼済みだという。
中央市民病院はこれまで、軽症・重症含む延べ約50人の新型コロナ感染者を受け入れてきたという。
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