「実際の死者もっと多い」イタリア記者、お悔やみ欄着目

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ローマ=河原田慎一
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 新型コロナウイルスの死者数が1万8千人を超えるイタリアで、「実際の死者数は公式発表よりもっと多い」と指摘した地方紙の記事が、反響を呼んでいる。地元紙が死亡例を入念に調査した。医師らにも感染が広がり、地域医療が崩壊した状況も浮き彫りになった。

 調査したのはイタリアでも感染が特に集中している北部ベルガモ県の地元紙「エコ・ディ・ベルガモ」。担当したイザイア・インベルニッツィ記者(32)によると、「異常」は3月に現れた。

 同紙の「お悔やみ欄」は通常、1ページに15~20人が掲載される。「それが、10ページ以上になる日が続いた」。インベルニッツィさんは、公式発表より明らかに多い死者数に疑問を持ち、県内にある243の自治体に問い合わせ、すべての死者の死因を分析し始めた。

 ベルガモでは、あまりの死者…

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