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 法務省は11日、東京拘置所(東京都葛飾区)に収容されている60代の男性被告が新型コロナウイルスに感染したと発表した。全国の矯正施設の収容者で感染が確認されたのは初めて。

 同拘置所は、この男性被告が4月上旬の入所時の健康診断で、「発熱したことがある」と申告したため、被告を共同室でなく単独室に入れていた。9日に再び発熱し11日に陽性と判明したが、ほかの収容者との接触はなく症状も軽いという。同日現在、同拘置所には1897人が収容されている。

 大阪拘置所(大阪市都島区)では5日から11日にかけて、30~60代の男性刑務官計4人の感染が判明している。いずれも同じ部門に所属しており、同拘置所では全職員の5分の1以上にあたる職員132人を自宅待機させ、収容者60人を単独室に隔離している。